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ヨピピピピ

みなさん、「ヨピピピピ」という小型の鳥を知っていますか。2700年以上前にニャイボ島に突然現れたといわれている種類です。科学の発展により約2000年前には生息していたことは明らかになっていますが、その祖先となる種類やどのような進化の歴史をたどってきたのかは現在も不明です。その研究をしていく上で近年、重要視されているニャイボ系民族によって書かれた古い書物があり、そこにはこのような物語が記されています。

ある日、ニャゴカヒトという山に「カクナヤト」という非常に体温が高く、赤色をした種類の鳥が生まれ、怒りの神の子供だとされてきました。ちょうどそのころ、ツェネジェクという山に「アクナハルヤト」という非常に体温が低く、灰色をした種類の鳥が生まれました。ニャイボ神話の冷静さの神の子供だとされてきました。それぞれが別の場所で繁栄していきました。そのうちに、一匹のアツピヨと一匹のサピヨがお互いに会ってみたいと思うようになり、「ナゴジャ」という海岸近くで出会いました。ところが二匹の体温の違いで、地面がひび割れてしまいました。激しい気候変動でその隙間から「カイクシクヤト」(ヨピピピピ)が現れました。そして、そのひび割れが「ラニャーハク」(現在のバードレイク)になったと言われています。

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